こんにちは。
福岡県糸島市のアンティークショップ
アンティークハウスぺルラ
店長の畑です。
昨日から福岡も急激に寒くなってきました。
当店でもストーブを追加したりと
寒さ対策は行っておりますが
ご来店の際は上着を忘れずにお持ちくださいね。
そういえば
寒くなることを冬将軍が訪れるなんて言いますが
この「冬将軍」の語源はロシア遠征時のナポレオンだって
ご存知でしたか?
当時イケイケだったナポレオン率いるフランス軍が
ロシアのモスクワに攻め入った時に厳しい寒さの為
撤退を余儀なくされた事を
イギリスの新聞が
「genaral frost(霜将軍)に負けた」
と表現し、これを日本で冬将軍と訳した事から
日本でも使われるようになったとか。
英語圏では他にも
general winter
old man winter
なんて呼んだりするそうです。
これから迎える寒さ本番。
変異種オミクロン株なんかの話もありますし
お家であったかく過ごすのが一番。
本日は
そんなお家の空間をよりお気に入りの空間にする為に
覚えておいて損はなし!なお家の専門用語をご紹介します。
先日の記事
「お家の専門用語をご紹介:アルコーヴ、ニッチ」
に続いてお家の専門用語のご紹介第2段です。
DEN(デン)
NOOK(ヌック)
GRENIER(グルニエ)
この3つをご紹介します。
『DEN(デン)』
隠れ家のような小部屋
アルコーヴなどに比べ広さの基準がなく、
より部屋らしい目的で作られる空間がDEN(デン)です。
部屋らしいとは言っても、
明確な決まりごとは皆無なのがDENの特徴らしい特徴。
窓や扉など部屋を部屋たらしめる要素が
ないことも多く、そのスペースの使い道は各家主に委ねられます。
DENとは“ほら穴”や“隠れ家”を意味する言葉であり、
大人の秘密基地を作るのにもってこいなスペースといえます。
ないことも多く、そのスペースの使い道は各家主に委ねられます。
DENとは“ほら穴”や“隠れ家”を意味する言葉であり、
大人の秘密基地を作るのにもってこいなスペースといえます。
秘蔵の書庫、アンティーク雑貨など収集した小物の展示室、
あるいは篭って創作に明け暮れるためのアトリエ、
果てはペットの豪華なお部屋などなど……、
趣味を目いっぱいに詰め込んだ空間を
作り上げるのに最適かつ、手ごろな広さの空間です。
あるいは篭って創作に明け暮れるためのアトリエ、
果てはペットの豪華なお部屋などなど……、
趣味を目いっぱいに詰め込んだ空間を
作り上げるのに最適かつ、手ごろな広さの空間です。
前述した通りDENには決まりごとが皆無ですから、
本当に好きな要素を好きなだけ詰め込んで、
後は自分もそこに篭城(?)して、
好きなことをすれば、
日々の疲れなど吹き飛ぶというものですよね。
本当に好きな要素を好きなだけ詰め込んで、
後は自分もそこに篭城(?)して、
好きなことをすれば、
日々の疲れなど吹き飛ぶというものですよね。
『NOOK(ヌック)』
暖炉のあたたかい空間
“奥まった部屋”“隅っこ”を意味するヌックは、
実にさまざまなスペースの呼称に使われます。
キッチンヌックはキッチンのすぐ傍に
設けられるスペースのことを指し、
個人のプライベートにおける軽食用コーナー
という役割を担います。
リーディングヌックは、自分だけの読書空間。
階段下などの目立たないスペースに設けられる
読書家にとっての楽園です。
階段下などの目立たないスペースに設けられる
読書家にとっての楽園です。
こういったヌックの文化は、
中世スコットランドの建築様式から生まれました。
当時の石造りの住宅では、壁に暖炉をはめ込み(壁炉)、
その両端に向かい合う形で腰掛けを配置するインテリアを
“angle nook(アングルヌック)”と呼んでいたのだそうです。
アングルは、スコットランド語の
“ingle(イングル…炉火)”に由来し、
このことから“ingle neuk(イングルヌーク)”とも
呼ばれていたのだとか。
中世スコットランドの建築様式から生まれました。
当時の石造りの住宅では、壁に暖炉をはめ込み(壁炉)、
その両端に向かい合う形で腰掛けを配置するインテリアを
“angle nook(アングルヌック)”と呼んでいたのだそうです。
アングルは、スコットランド語の
“ingle(イングル…炉火)”に由来し、
このことから“ingle neuk(イングルヌーク)”とも
呼ばれていたのだとか。
イギリスはウェールズ地方でも普及し、
アメリカ、そして現在では日本でも親しまれ始めています。
アルコーヴ、ニッチ、デン、そしてヌック。
いずれも共通して、アンティーク家具や雑貨を
ふんだんに使える絶好のスペースです。
自宅の中に更なる隠れ家を。
あるいは、自分が最も誇る最高峰の
アンティークを飾るなど、
想像するだけでもわくわくしてきます。
アメリカ、そして現在では日本でも親しまれ始めています。
アルコーヴ、ニッチ、デン、そしてヌック。
いずれも共通して、アンティーク家具や雑貨を
ふんだんに使える絶好のスペースです。
自宅の中に更なる隠れ家を。
あるいは、自分が最も誇る最高峰の
アンティークを飾るなど、
想像するだけでもわくわくしてきます。
『GRENIER(グルニエ)』
屋根裏部屋のロマン
屋根裏部屋と言うと、
西洋を舞台にした物語などに登場する空間であり、
日本ではあまり馴染みのない印象がありますが、
現代でも立派に機能する素敵なスペースです。
グルニエ(grenier…フランス語で屋根裏部屋の意)は、
英語ではアティック(attic)とも呼ばれ、
建築用語に用いられる単語として知られています。
グルニエの用途は収納スペースとして
便利ですが、ときには子ども部屋として
使用されることも多く、その場合は
採光・通風を工夫する必要があります。
英語ではアティック(attic)とも呼ばれ、
建築用語に用いられる単語として知られています。
グルニエの用途は収納スペースとして
便利ですが、ときには子ども部屋として
使用されることも多く、その場合は
採光・通風を工夫する必要があります。
また建築基準法により、
グルニエは取り外し可能・あるいは折りたたみ式の
はしごなどを用いる必要があり、
固定式のはしごは使用不可なのだそう。
その他、天井高や面積にも決まりごとがあるので、
実際にグルニエを作りたい場合は綿密な相談が必要そうです。
と、作るまでは少しばかり難しい部分もありますが
グルニエは取り外し可能・あるいは折りたたみ式の
はしごなどを用いる必要があり、
固定式のはしごは使用不可なのだそう。
その他、天井高や面積にも決まりごとがあるので、
実際にグルニエを作りたい場合は綿密な相談が必要そうです。
と、作るまでは少しばかり難しい部分もありますが
本格的にアンティークを収集する方ですと、
数あるコレクションの置き場所に困る日が来ることもまた事実。
屋内の使えるスペースは余すところなく利用して、
あわよくばそれらを眺めてほっこり出来る部屋があれば、
それはもう至福なことでしょう。
いつしかメインルームより居心地の良い空間に
なってしまっていたりなんかして。
数あるコレクションの置き場所に困る日が来ることもまた事実。
屋内の使えるスペースは余すところなく利用して、
あわよくばそれらを眺めてほっこり出来る部屋があれば、
それはもう至福なことでしょう。
いつしかメインルームより居心地の良い空間に
なってしまっていたりなんかして。
また、ハロウィンやクリスマスなど
季節物のアンティーク雑貨をしまって置く物置として
利用するのにもぴったりなのがグルニエです。
以上、お部屋の専門用語
デン、ヌック、グルニエのご紹介でした。
新築時や増築時のアイデアの一つとして
参考になれば幸いです。
季節物のアンティーク雑貨をしまって置く物置として
利用するのにもぴったりなのがグルニエです。
以上、お部屋の専門用語
デン、ヌック、グルニエのご紹介でした。
新築時や増築時のアイデアの一つとして
参考になれば幸いです。